世論調査によると、回答者の16パーセントが米国の主要な敵は北朝鮮だと答えた。なお昨年の世論調査で北朝鮮が米国の主要な敵だと答えた人は15パーセントだった。
2位はロシアで、回答者の15パーセントが、米国の主要な敵はロシアだと指摘した。昨年の世論調査ではロシアが18パーセントで1位だったため、回答者3パーセントのイメージが改善された。
3位はイランで14パーセント、4位は2014年に「首位」だった中国で、2015年と同様12パーセントの回答者が米国の主要な敵だと回答した。
ギャラップ社は、少なくとも過去4年間は、米国の主要な脅威の上位に変化はなく、ただ順位や危険度が変わっているだけだと指摘している。
なお2016年の世論調査では、(ロシアで活動が禁止されている)「テロ組織『ダーイシュ(IS、イスラム国)』が活動している国々」は5位で、回答者の5パーセントが米国の主要な脅威だと答えた。またイラク(5パーセント)、アフガニスタン(4パーセント)、シリア(4パーセント)も米国の主要な脅威に含まれた。