ラヴロフ外相は記者団を前に「(他のプランなど)ない。それに現れない。誰のところにもない」と断言している。
22日、シリアに関する露米の共同声明が表された。声明に従った場合、シリア政府軍と反体制武装勢力は2月27日より休戦体制に入らねばならない。ただし「ダーイシュ(IS、イスラム国)」、「アル=ヌスラ戦線」など国連がテロ組織と認定したグループは休戦体制の当事者には含まれない。
これより前、ガーディアン紙の報道では、米国が休戦プランが失敗した場合に備え、シリアの分割に自国を含める予備プランを検討していることが伝えられていた。