スターリンや数人のロシア皇帝の署名入り文書の返却式典がモスクワの米国大使館で3月3日に開催される。
「コメルサント」紙によると、文書は18-20世紀のもの。
文書は米国側の調査で発見された。うちのいくつかは1994年に骨董商ウラジーミル・ファインベルグによって盗み出され、近年になって発見されたもの。米国大使館広報ウィリアム・スティーブンス氏は、文書の返却は、政治的な反目にもかかわらず、両国協力が続いていることの証拠であると述べている。
「このケースでは、ロシアの法慣行が米国で適用されている。ロシア当局は、これこれの貴重品が不法にロシアから米国に運び出された、というデータを提供する。応えて我々が、盗品返還を補助しているのだ」と同氏。