「訪問は大成功だった。安倍首相を除き、自民党指導部の全員と会談し、大企業の代表らとも会談した。農業、エネルギー、有用資源開発、医療といった部門での協力の可能性が討議された」とクリモフ氏。
協力や共同プロジェクトは対ロ制裁の影響を蒙っていないか、との問いに、クリモフ氏は次のように述べた。
協力や共同プロジェクトは対ロ制裁の影響を蒙っていないか、との問いに、クリモフ氏は次のように述べた。
「日本は制裁に不満だ。日本は一部の国より遥かに先見の明がある」。
議会および政党の代表団の訪問は今回が初めてだという。
「我々はこうしたテーマを専門家でなく、与党の政策決定を担う人々と討議したのだ」
ロシア代表団との会談には東芝、住友、三菱、川崎、伊藤忠、 IHI、丸紅、双日、トヨタといった大企業の代表者が参加した。
今年は両国のコンタクトが活発化する一年となるかも知れない、とクリモフ氏は強調した。
「自民党代表のロシア訪問も近々あるし、安倍首相のロシア訪問とプーチン大統領との会談も予定されている。それに対するプーチン大統領の訪日もある。2016年が真の意味でロシアと日本の年になるよう願う」。