日本でこれだけ大きな経営破たんが起きた例は福島以前にはなかった。例えば1995年に起きた阪神淡路大震災では破綻帰郷の数はわずか314社だった。
2011年の東日本大震災で一時的ないし完全に失業した人の数は2万6985人。この数値は1995年の阪神淡路大震災の6.1倍にも達する。
しかも東日本大震災後の経営破たんは事務所や工場の倒壊ではなく、顧客やサプライヤーを失ったことが原因だった。
これまでの発表では日本は福島第1原発事故後、稼動を停止されていた原発の運転を徐々に再開しており、第3基、第4基の原子炉が再稼動している。