インディアン・エクスプレス紙によると、35歳の男ハンシル・ワレカル容疑者は、インドのターネーでイベントプランナーとして働いており、容疑者の家族は地元ではよく知られており、裕福な家庭だと考えられていた。
警察によると、27日夜、容疑者の自宅に家族が招かれ、その後、多くの親族が残って泊まった。そして深夜2時ごろ、容疑者は家の扉に鍵をかけ、寝ていた自分の妻、8人の子供、3人の女兄弟、両親を殺害した。容疑者は、家族を刺した直後に首をつって自殺した。犯行に使用された刃物は、容疑者の遺体のそばで見つかった。
警察は事件について生き残った容疑者の妹から聞いたという。近所の人が深夜、容疑者の妹の叫び声を聞き、容疑者の住宅に押し入って助けようとしたが、扉には鍵がかかっていたため、1階の窓ガラスを割り、家の中へ入った。妹は刃物で刺されてケガをしており、近くの病院に搬送され、治療を受けた。
なお犯行の動機はまだ分かっておらず、警察は調査を続けているという。