ビンラディン容疑者の遺書は、米国の特殊部隊が2011年にパキスタンで同容疑者を殺害した時に押収した113点の文書に含まれていた。
文書は1日、米国家情報長官室によって公開された。
ビンラディン容疑者の遺書によると、容疑者は兄弟の一人から1200万ドルを受け取り、さらに2900万ドルが、1991年から1996年まで容疑者が暮らしていたスーダンにある。
なお米中央情報局(CIA)の関係筋がニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると、情報機関は、資産の行方、ならびに米特殊部隊が容疑者を殺害した時に、これらがビンラディン容疑者の資産として残っていたかどうかは分からないという。