報告書によれば、シリアのラタキヤにはロシアの戦闘機が40機配備されており、それらは一昼夜75回程度飛び立ち、テロ組織「ダーイシュ(IS,イスラム国)」の陣地に対しピンポイント攻撃をしている。
一方NATOは、作戦で180機を使用しているが、全部で一日20の標的を殲滅しているに過ぎない。
NATO専門家のデータでは、ロシアは、ラタキヤに派遣されたパイロットの卓越した高い技能とスホイ35型機などの優れた戦闘力のおかげで、NATO軍よりもよい成果をあげている。なお専門家らは、スホイ35の性能は、西側諸国の戦闘機をしのぐと見ている。
なお雑誌「フォーカス5」は次のように指摘しているー「西側諸国の政治家達は定期的に、民間人の間に多くの犠牲者が出ていると語っているが、報告書の中には、ロシアの空爆によって被害を受けた一般住民についての記述は何もない」。