オランダ事故調査団 マレー機MH17便を撃墜したミサイルの発射場所を明らかに

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オランダの調査グループは、おととし7月、ウクライナ上空でマレーシア航空機ボーイング777型機MH17便を撃墜した地対空ミサイルが発射された正確な場所とそのモデルを、今年夏にも発表する事ができるだろうと伝えた。国際ラジオ局ドイチェ・ヴェレが、国際事故調査団の責任者を務めるオランダの検察官、フレッド・ヴェスターベック氏の発言を引用して伝えた。

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それによれば「調査がいつ終わるか、その日付けを言う事はまだできないが、すでにオランダは、米国から、マレーシア航空機墜落事件について現存する情報のすべてを入手した」とのことだ。こうした発言は、昨日検察官が、遺族と会った際に明らかにしたものだ。

マレーシア航空機MH17便は、おととし2014年7月14日、ウクライナのドネツク州で墜落、乗客・乗員298名全員が亡くなった。

事故原因に関するオランダ安全保障会議の報告書は、昨年10月13日に公表された。捜査官らが出した結論によれば、旅客機は、地対空ミサイル・システム「ブーク」に撃墜されたとの事だった。しかし捜査官らは、「ブーク」があったのはどの勢力がコントロール下に置いていた地区なのか(ウクライナ政府軍なのかドンバスの義勇軍なのか)、一体どこから発射されたのかについては、答える事が出来なかった。

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