今週は冬を送り春を迎えるマースレニツァに当たっているが、その最後の日、つまり日曜日には、冬を送り春を迎える一つの儀式として、わらで作られた案山子が燃やされる。
ヤロスラヴリの人達は、こうした伝統に鑑みて「お役人」をかたどった案山子を燃やせば、冬と一緒に、頭の固い、ひどい官僚主義者達も町から去ってくれるものと期待している。
人間と同じくらいの背丈の3体のわらの案山子が燃やされる予定だ。
この行動の発起人の1人は「私は、ロシアに昔から伝わる風習の近代化を図り、マースレニツァで冬ばかりでなく、今の市当局も送ってしまうよう提案しているのです」と語った。