メルドニウムが禁止薬物リストに含まれた2016年1月1日以降の薬物検査で陽性となった人数が99人に上っている。
現時点でメルドニウムの使用が認められた12選手の名前が判明している。うち8人がロシア人で、フィギュアスケートのエカテリーナ・ボブロワ、テニスのマリア・シャラポワ、ショートトラックのセミョーン・エリストラトフ、エカテリーナ・コンスタンチノワの各選手など。
メルドニウムを開発したラトビア人のイワル・カルヴィンシ氏は、メルドニウムは負荷から心臓を保護するもので、ドーピングにはならない、としている。