プーチン大統領は、この措置が紛争当事者たちにとって良いシグナルとなることに期待を表した。
プーチン大統領は、ショイグ国防相ならびにラヴロフ外相との会談で、次のように述べた-
「国防省と軍に課された任務は全体として遂行されたため、明日(15日火曜日)から我々の軍部隊の主要部分のシリア・アラブ共和国からの撤退を開始するよう国防相に命じる。」
プーチン大統領はまたシリアのタルトゥースとフメイミムにあるロシア軍の拠点(海軍基地と空軍基地)は今までと同じ体制で機能し、陸海空からしっかりと保護されなければならないと述べた。
またロシア側のイニシアチブでプーチン大統領とシリアのアサド大統領の電話会談が実施され、アサド大統領は、テロリズムとの戦いにおける支援と、シリアの一般市民に対して行われた人道援助に対してロシアに感謝の意を表した。ロシアのペスコフ大統領報道官が記者会見で明らかにした。