ミャンマーで軍出身者ではない人物が大統領となるのは、1962年の軍事クーデター以来54年ぶり。
ティン・チョー氏は、360票を獲得した。
専門家らは、ミャンマー憲法が外国籍の家族を持つ者の大統領就任を禁じているため、息子が英国籍のアウン・サン・スー・チー氏は、その人物を通して事実上国を統治することができる自分の側近としてティン・チョー氏を党から主要な大統領候補に擁立したとの見方を示している。
またアウン・サン・スー・チー氏は選挙のずいぶん前に、与党のリーダーとして、自身の政策を実施する「大統領の上に立つ」と述べていた。