コンサルタント会社IHS エネルギーのジェイミー・ウェブスター副社長は、ブルームバーグ・テレビのインタビューに応じ「もし原油価格が上がり続けたなら、米国のシェールオイルの生産者らが、急速にそうした状況に反応するだろう。米国における生産の落ち込みは、需要と供給のバランスを取る、重要な動的要因である」と指摘した。
3月20日ロシアで、OPEC諸国が参加する主要石油輸出国会合が開かれる。会合で産油国の代表らは、市場の調整問題を討議し、原油採掘の一時凍結が価格下落を抑えられなかったことから、おそらく減産を決めるものと見られている。