ウリュカエフ経済発展相によると、ロシアのGDP(国内総生産)と鉱工業指数は4月から6月の第2四半期に成長し、資本流出は前年比で6分の1に減少すると予測されている。さらにロシア経済発展省がツイッターで発表したところによると、2017年にはGDP成長率が1.5倍から2.5倍になる可能性がある。
ウリュカエフ経済発展相は、第2次オイルショックによるロシア経済への影響は第1次オイルショックよりも軽く、それはインフレ率で示されていると指摘し、「価値の低下は極めて小さく、インフレ率は上昇しなかっただけでなく低下している。我々は今インフレ率8パーセント未満の水準に達した。カギとなる数値は上昇せず低下した。そして実体経済にとっての影響は極めてわずかなものだった」と述べた。