なお専門家らによると、理論的におよそ290億トンの石油を取り出すことが可能であり、その場合、推定埋蔵量は57年分となる。
一方でドンスコイ氏は、「専門家らによると、場所や量、取り出す方法について明らかとなっている可採埋蔵量は、その2分の1の約140億トンだ」と伝えた。
ドンスコイ氏は、「全体として採掘が困難な石油埋蔵量の割合は増加している。これらの石油の開発への導入は、経済的効率性の低さと関連しており、技術開発が求められている。その速度によると、今のところ採掘量はたいしたことはない」と述べた。
またドンスコイ氏は、「新たな発見がなければ、通常油田の採掘量は、2020年から減少し始めるだろう」と指摘した。