それによれば「こうした事態となったのは、ベラルーシ当局が、供給に関する双方の合意に従わず、供給バランスに反したことと関係がある」との事だ。
ベラルーシは、ロシア産原油を、関税なしに買っているが、合意条件によれば、その代りベラルーシ側は、ロシアに石油製品を供給している。 例えば、ロシア市場におけるベラルーシ産ガソリンの割合は通常、およそ3-5%だが、今年1月は、ベラルーシからのガソリンの供給が急激に減少、翌2月には、全くストップしてしまった。
先に伝えられたところでは、一連のロシアの企業は、ベラルーシへの石油製品の供給を一時停止する決定を下した。なお供給「凍結」問題は、副首相が長を務める燃料エネルギー・コンプレクス委員会で話し合われたが、いくつかの企業は、すでに会議開始以前に、供給を止めている。