一方で裁判所は、サフチェンコ被告がルガンスク州の一般市民に対して銃撃した件についてはロシアの裁判所は関与できないとして審理からはずしている。
判決では、ルガンスク州に暮らすある社会層およびロシア語を話す市民全体に対する憎悪が犯罪の動機となったとされた。
ナジェジダ・サフチェンコはメタリスト村付近の義勇軍の警備所に対して砲撃を行うよう修正した罪で提訴された。この場所には一般市民とロシア人ジャーナリストらがいた。砲撃でロシア国営テレビラジオ放送の記者、イーゴリ・コルネリュク氏とアントン・ヴォロシン氏が死亡。サフチェンコ自身は全ての罪を否認しており、サフチェンコの弁護士もサフチェンコ自身は判決を認める意図はなく、同時に上告するつもりもないと語っている。