ロシア農業監督庁によると、同庁の代表者と在ロシア日本大使館の田島浩志(たじま・ひろし)公使との協議で、この件について話が及んだという。
ロシア代表団の団長を務めたロシア農業監督庁のルスラン・ハサノフ副長官は、日本は食用穀物を600万トン以上購入しているが、日本の穀物輸入量に占めるロシアの割合は1パーセント未満であることに注目した。
田島公使は、日本向け穀物輸出量の増加にロシアが関心を持っているという情報は、ただちに日本外務省に伝えられると約束し、日本では政府機関が輸入穀物の安全性、品質、量を管理していると説明したという。