2016年1月〜2月、総収入に占める石油・ガス収入のシェアは37.4ポイント。2009年8月以来最低だ。
政府は定期的に石油・ガス依存脱却を主張してきたが、原油下落ではからずもそれが進むことになった。
昨年の石油・ガス収入は総収入の43%を占めた。しかし、専門家らによれば、この先数年も低原油価格が続くため、2016年には石油・ガス収入のシェアが2015年に比べてはるかに低くなるだろうと述べている。
「以前は予算の70%が石油・ガス収入の輸出収入、それが今は45%。石油・ガスがなくても自分自身を養うことができるということだ。この状況を利用しなければならない」。メドベージェフ首相は2月5日にこう呼びかけている。