今月上旬、日本で定例の星新一文学賞の選考が行われ、応募作品1450編の中に初めてコンピューターと人間の共作による11編が加わった。
選考にあたり審査員たちは執筆者の名前は知らされない。
人工知能の助けを借りて執筆された小説の1つ「コンピュータが小説を書く日」は選考段階に進んだが受賞には至らなかった。
小説の執筆にあたり、北海道にある公立はこだて未来大学の松原仁教授を筆頭にしたプログラマー・チームはコンピューターに小説のプロットと登場人物のデータを入力。それに基づき特別なプログラムが作動し、あらかじめ与えられた語彙リストから文を組み立て作品を作り上げる。
このプロジェクトは2012年に開始されており、チームは次の大会に向け意欲を示している。