鉄道会社のスポークスマンによれば、そうした専用車の乗客は、常に、車掌の注意が届く距離に置かれるとの事だ。また同社は「こうした措置は、安全状況全体の改善に向けられたもので、ケルンで起きた移民達の事件を念頭に置いたものではない」と強調している。
大晦日から新年にかけての深夜、ケルンで約千人の若者が、寺院及び中央駅近くの広場に集まり、その一部が、複数の小さなグループにまとまって、女性を襲った。目撃者によれば、男達は、アフリカおよびアラブ系の容姿をしており、彼らは、群衆の中に爆竹を投げ込み、女性を侮蔑する言葉を吐き、そうした行動をとりながら、女性達からバッグや携帯電話を奪った。