オブライアン氏は、人道機関はこれらの地域へのアクセスを「少し」持っているか、あるいは「全く」持っていないと指摘した。
一方で、今年初めから、シリア国内で包囲されている18地域の半分以上に住む15万人に支援が提供された。
また国連世界食糧計画(WFP)は、包囲されているデリゾールに住む20万人のために支援物資を搬入する活動を続けている。
人道支援物資の搬入は、2月11日にミュンヘンで国際シリア支援グループの会合が開かれ、人道アクセスの確保を目的とするグループが創設され、さらに2月27日にシリアにおける一時停戦が発効された後、活発化に成功した。