シリアの国営通信社SANA(シリアン・アラブ・ニュース・エージェンシー)と軍の1部隊に同伴しているリアノーボスチ通信が伝えた。
パルミラの西方100キロに位置するカルヤタインは昨年8月からダーイシュの支配下にあった。
SANAによると、部隊は複数の方角からカルヤタインに侵入。北側に陣地を固めると地雷の除去作業に取りかかった。
またリアノーボスチによると、工兵チームはカルヤタイン中心部で作業を開始した。ダーイシュの戦闘員たちは撤退の際にあらゆる基幹道路や居住用の建物に地雷を敷設した。戦闘員らは現在も北部山岳地帯に向けて逃走を続けている。一方のシリア軍はカルヤタインに軍事機器を集結させている。