1 18番ストリート・ギャング
統計によれば、米ロスアンゼルス管区では、毎日誰かが、このグループの犠牲者となっている。ここ10年間で、このメンバーが起こした殺人事件は、以下のリストに挙げられているすべてのグループの3倍である。
このギャング・グループは、自動小銃で武装し、ジャマイカ政府と独自のつながりを持っている事、その行動の非人間的残忍さでよく知られている。メンバーは、あらゆる武器を使って、時にはアイロンや斧を使って人を殺す。
3 プリメイロ・コマンド・ダ・キャピタル(PCC)
ブラジル、特にサンパウロの全ての刑務所、スラム街で大きな勢力を誇っている。誘拐、ゆすり、恐喝を主にする。2006年5月には、1週間、サンパウロ全体を包囲下に置き、警察官を殺し、政府の建物に放火した。
4 クリップス(Crips)
通行人達を脅していた16歳の不良少年グループ(ストリートギャング)が成長してできた集団。現在、世界最大の犯罪組織の一つとみなされている。構成員は、明るいブルーのシャツを着ている。すべての人に対し強い憎しみを抱いている事が特徴だ。
5 アーリアン・ブラザーフッド(Aryan Brotherhood)
米国の刑務所内で起きる殺人の4分の1以上が、このグループのメンバーによるものだと言われている。メンバーになるためには、少なくとも一度は同房者を殺さなくてはならない。
6 ラ・ヌエストラ・ファミリア(La Nuestra Familia)
世界最大のチカーノ(米国南西部のラテンアメリカ系住民)ギャング組織の一つ、メキシコ・マフィアの最も手ごわいライバルでもある。忠誠を求める厳しいタブーで知られる。このグループへの献身を証明するプロセスだけで、数年間もかかる。
世界で最もよく組織だった南米ギャング・グループの一つで、マルクス主義や儒教、キリスト教の影響が見られる自分達独自の憲法を持っている。グループの不法な活動は、特別残虐ではないが、暗殺を請け負う。
8 メキシコ・マフィア(La eMe)
アーリアン・ブラザーフッドの米国南岸の同盟者。麻薬密輸に積極的にかかわっている事で有名。組織のメンバーは、胸に「黒い手」のタトゥーがあるため、すぐわかる。
9 ワーチン(Wah Ching)
この組織のメンバーは、しばしば極めて残酷な手法をとるが、それは、目的達成の手段としてのみ用いられるものだ。彼らの活動の基本的な部分は、ロサンゼルス及び東アジアでのマネーロンダリングや金融犯罪に集中している。
10 ロシア・マフィア
彼らは、世界中の犯罪活動に関与している。現在その数は、10万から50万人と言われている。