それによれば、今年3月1日以前のドーピング検査で検出量が1マイクログラム以下である場合は容認される。
また選手が、メルドニウム禁止後、故意にそれを服用したのでなければ、これも容認の対象となる。
もし選手のサンプル中の分析物の濃度が、15マイクログラムを越える場合、メルドニウム検査は続けられる。それは、選手が最近この薬物を使用した事を裏付けるものだからだ。あるいは、濃度がミリリットルあたり1から15マイクログラムの間の場合でも、ドーピング検査が、2016年3月1日後になされた場合は、検査が続けられる。
なお1月1日以降、メルドニウム使用を自ら認めた選手についても、検査が続けられる。