ペスコフ長官は「彼女の運命について話し合われた」とのみコメントし、両首脳の会談の詳細については言及を避けている。
先にポロシェンコ大統領は、プーチン大統領との会談でサフチェンコ被告の釈放の段階について段階の合意がある程度つけられたとの感触を表していた。首脳会談はウクライナ側の発案で行われている。
サフチェンコ被告にはドンバスで全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社の記者数名を殺害した罪でロシアで22年の禁固刑の判決が下されている。サフチェンコの釈放問題については定期的に取り上げられており、専門家らの間では釈放されるとすれば、サフチェンコはウクライナで裁かれているロシア人らと身柄を交換するというのが最もありうるパターンだとされている。