「我々が採掘量の凍結という提案のためにとった半年という時間はかなり短い。市場のファクターは独自の役割を演じ続けている上に受給バランスも低価格と投資の減退の結果、肩を並べるようになるだろう。」
ノヴァク大臣はこの他にも、市場バランスを戻すというアイデアは短期間的な性格のものだと指摘している。
「協議の場を持つ可能性を先送りすればするほど、こうしたメカニズムを利用できる時間はもっと短くなる。このため数ヶ月間黙ったままであれば、凍結の必要性はなくなってしまう…。6月にはもう、(このテーマは)アクチュアルではなくなるということもありうる。」
4月17日、カタールの首都ドーハでの産油国会議は採掘レベルの凍結合意に失敗。会議にはOPEC諸国のほか、ロシア、カザフスタン、アゼルバイジャン、オマーン、バーレーンが出席したが、何の成果も出さないまま終了した。