与党自由民主党のみならず野党も含め様々な政党の、およそ90人の国会議員が参拝に加わった。現職閣僚としては、高石早苗総務相も参拝した。
今回参拝を控えたものの安倍首相は、木曜日、春季例大祭に合わせ、供え物「真榊(まさかき)」を「内閣総理大臣 安倍晋三」の名前で私費で奉納した。2012年12月に政権の座に就いて以来、安倍氏が靖国神社に参拝したのは、2013年12月の一度だけだ。これは、総理大臣の参拝としては、2006年の小泉首相以来初のものとなった。この参拝は、中国や韓国の側から極めて否定的な反応を呼び起こしたほか、主要な同盟国である米国の理解も得られず関係が一時冷え込んだ。それ以来安倍氏は、参拝を控え、供え物の奉納にとどめている。