加えて、閉店の原因の1つとなったのは北朝鮮による核・ミサイル実験への報復として韓国政府が自国民に北朝鮮レストランの利用を控えるよう呼びかけたことだ。こうした背景から利用者不足により北朝鮮レストランは経営不振に陥り始めた。
韓国の情報によると、北朝鮮は中国やベトナム、カンボジアなどを含めた世界12カ国で約130店舗のレストランを保有している。それらを通じて得られる外貨収入は年間1000万ドルにのぼる。
以前報道されたように、今月7日、中国浙江省寧波市にある北朝鮮レストラン「柳京」の支配人と従業員ら計13人がタイとラオスを経て韓国に脱北する事態が発生した。