金曜日、岸田外相は、中国公式訪問を前に行われた東京での記者会見で、こうした立場を明らかにした。
北朝鮮の核ミサイルプログラムに関する問題は、岸田外相と中国指導部との交渉において重要なテーマになると見られている。
岸田外相は「北朝鮮によるミサイル発射は受け入れられない。米韓と協力し、我々は、北朝鮮に対し、自制と国連安全保障理事会決議の遂行を求めてゆく」と述べた。
また外相は「現在日本政府は、どのような状況になっても、それに向けた準備をしており、北朝鮮の行動に関する情報を詳しく収集し分析している」と付け加えた。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、ウォンサン港付近で、移動型弾道ミサイル「ムスダン」2発(射程2500から4000キロと見られる)を発射したが、打上げは失敗に終わった。ミサイルは、数秒飛行した後、レーダーから姿が消えた。