「アンカラにあるザマン紙のオフィスは閉鎖され、全職員が解雇された。ザマン紙とジハン通信では外国の通信員も含め計400人以上が解雇された。その上私と同僚はいかなる手当も与えられず、「背任行為」や「企業のイメージを傷つけた」など事実無根な理由を押し付けられ解雇された。こうした不当なレッテルを貼られてしまったら転職は困難になる」と元通信員は語った。
3月、イスタンブール裁判所はジハン通信の運営者として管財人を指名した。同様に、トルコで最多発行部数を誇るザマン紙も政府管理下に置かれ政府批判の論調が180度変わった。トルコのジャーナリスト連盟は政権による反政府系メディアの弾圧を非難した。