もし無償で土地を供与された場合、あなたならロシア極東へ移住したいと思いますか?
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 14 мая 2016 г.
今月2日、プーチン大統領は土地分与法に署名した。これにより、ロシア人であれば希望する国民は、ロシア極東において一人当たり1ヘクタールの土地が無償で受け取ることができるようになったのだ。申請受付は来月1日からだ。そこに家を建ててもいいし、農業をしてもいい。土地の使い方は自由だ。ただし5年間何もしないで放置しておくと、土地は返却しなくてはいけなくなる。
日本人で移住を希望する人の中には「ロシア人はDIYが好き。ホーマックみたいな会社作って商売してみようか。」という人も現れた。このユーザーが極東にホームセンターを開業してくれたら、大いに他の移住者の助けになることだろう。この方の商売の成功を祈願したい。
極東移住にロマンを感じる一方、体力に自信がないのが現代日本人の悩みだ。「寒いところは無理」「寒さに対抗する手段が必要。体力のある人向きなのでは?日本でエコノミー症候群になるほどデスクワークしてる人にはねえ。。。」という声も。快適・便利に慣れすぎてしまった日本人には、自然の中でサバイバルする力がどうも足りないようだ。
その昔、日本人は蝦夷地(北海道)を開拓した。「ロマンチックだけれど、現実的に開拓者にはなれないから。夏が短いのは辛いし、若さが足りない。。。」という現実的な意見もあった。自然の中で暮らせば日々のストレスから解放され、若さも取り戻せると思うのだが。「Amazon とヨドバシ.comが在れば行っても良いな。」という贅沢な意見もあった。
極東移住にはイギリス人の方が積極的だ。先日、イギリスの新聞「デイリー・エクスプレス」が英国市民2万2千人以上を対象に同様のアンケートをしたところ、78%が「イエス」と答えたのだ。「今やプーチン大統領のことが前より好きと言えるくらいだ。もし30歳若かったら、あちらに行っていただろう。」「この土地の分与には、ロマンがある。極東というはるか彼方で、自然に戻るというアイデアは、ロマンチックだ。」などという熱烈な意見が寄せられていた。