安倍氏は訪日時の会談は日本の伝統的様式である旅館で行われねばならず、これには故郷、山口県での会談は非常に適しており、落ち着いた雰囲気の中で信頼に満ちた会話ができるだろうと考えている。
今年2016年の12月で1956年に調印されたソ日共同宣言は60周年を迎える。この宣言では両国の平和条約締結後にハボマイ(歯舞)、シュコタン(色丹)の2島は日本側に引き渡されると書かれている。専門家らは、プーチン大統領の訪日が宣言の締結記念日に合わせて行われることで、交渉に肯定的に影響するだろうと見ている。
山口県での会談の具体的期日については次回の9月、ウラジオストクでの露日首脳会談で決められるものと期待されている。