27日、羽田空港の滑走路で、離陸しようとしていた大韓航空2708便のエンジンから火が出た。
同機には乗客乗員319人が乗っていた。離陸は中止され、全員避難した。東京消防庁によると、避難中に19人がけがをした。
共同通信は、3カ国の調査官らが左エンジンを中心に調査を行っていると伝えた。共同通信によると、日本の運輸安全委員会の調査では、「エンジン後部にあるタービンのブレード(回転翼)が多数破断し、カバーを突き破って滑走路に散乱していた」。また「エンジン最前方のファンブレードや、圧縮機に異常は確認されず、鳥の羽や血もなかった」という。