クルツ外相は、「私は、我々はミンスク議定書(の項目)が一つ遂行され、一つの行動が起こされる度に、その引き換えとして、筋道を通して制裁が解除されるという状態に徐々に移行するべきだと考えている」と述べ、「ロシアに応えて重要な一歩を踏み出す」時が訪れたと強調した。
外相によると、EUはすでにロシアに対する措置は間違った方法だということについて議論を行っているという。
外相はまた、ロシアも欧州に応えることに期待を表した。
ロシアに対する現行の制裁は7月31日まで。ハンガリー、キプロス、ギリシャ、イタリア、スロバキアのEU加盟国5カ国は、対ロシア制裁の緩和あるいは解除を支持しているという。
マスコミの情報によると、EU加盟国の外相会合で21日、ロシアに対する制限措置の延長について協議される見込み。