韓国軍のデータでは、ミサイルのうち1発は、150キロ飛行し空中で爆発、もう1発は、400キロ飛行後、日本海に落下した。
あらゆることから判断して、6回目となる今回の発射実験は、多かれ少なかれ成功したと言ってよい。
中谷防衛相は、東京で記者団に対し「中距離ミサイルにとって必要な一定の特徴を示すものだった」とし、次のように述べた―「わが国の安全保障に影響を及ぼす事態は発生していない。弾道ミサイルの発射は、わが国を含む国際社会の安全保障上の重大な挑発行為で、断じて容認できない。」
中谷防衛相はまた「ミサイルは、原則的に、日本に達することができるかどうか?」という質問に対して、これを認めた。
米国および韓国軍は、聯合ニュースの報道では、今回の実験がどれほど成功裏になされたかを理解するため、現在ミサイル発射のデータを分析中だ。
報道によれば、今回飛行した400キロという距離は、北朝鮮の中距離弾道ミサイルが到達できたものとしては、これまで最長である。
なお今回を含め北朝鮮は、全部で6回、中距離弾道ミサイル発射実験を行ってきたが、これは、国連安全保障理事会決議に反するものだ。