パリ・ソルボンヌ大学の研究グループは、外見がよく似ており、仕事の経験も同じぐらいの2人の女性の参加を得て、実験を行った。一人は保守的な服を、もう一人には、かなりオープンな服装をしてもらった。そして、仕事探しをお願いした。
3年間、学者達は女性を追った。その結果わかったことは、200の求人のうち、大きな切込みのあるワンピースといったオープンな服を着た写真のついた履歴書は、保守的な服を着た写真で応募した場合より62%も多く、面接を受けることができた。おまけにこの傾向は、仕事の種類とも関係がないことも明らかになった。