作家によれば、ベラルーシの領土で働いていたすべての懲罰吏がウクライナ出身者だったという。
しかも彼らはベラルーシ、ラトビア、リトアニアではなく、自分の国でもユダヤ人を殺害していた。
「ドイツ人が来るまでに自分でユダヤ人を殺していた」とアレクシエヴィチ氏。
スピーチで作家はポーランドにもふれ、現在のポーランド人は親の世代がやったことに責任があることを強調した。
スヴェトラーナ・アレクシエヴィチ氏はベラルーシの作家、ジャーナリスト。「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ」、「スベトラーナ・アレクシエービッチ」表記もある。2015年ノーベル文学賞受賞。