英国のEU離脱決定による欧州の景気と金融市場の先行き不安を背景に、低リスク通貨とされる円が買われた。円相場は早朝、一時100.2円まで値上がりし、6月24日以来の高値を付けた。
一方で、積極的に円を売る動きも見られた。米連邦準備理事会(FRB)の発表した議事要旨によりFRBは利上げに慎重と受け止められ、円買い・ドル売りが目立つ場面もあった。
また、対ユーロでも円は3日連続上昇、前日比0.25円アップの1ユーロ=112.4~5円で取引を終えた。
先に伝えられたところによると、日本の20年物国債の利回りが、初めてゼロ%をつけた。