「私の辞職以外に下院の状況を安定化させる手段はな。」NTN24テレビがクーニャ氏の声明を引用して報じた。
ルセフ大統領の弾劾プロセスの開始時点ではクーニャ氏が先頭を切っていた。ルセフ大統領は5月、180日間にわたる一時的職務停止処分に処せられており、8月に上院の投票で最終的な弾劾が決められる見込みだった。
これにより前ブラジル最高裁は、クーニャ氏は自らに対する汚職捜査を阻害しようとしたとして、その下院議長の職をはく奪。クーニャ氏には石油会社「ペトロブラス」からの収賄に関与した疑いがかけられている。
クーニャ氏自身は刑事犯罪への関与を否定し、辞職しないという声明を表していた。