キルビー報道官は、ブリーフィングで次のように述べた―
「14日夕方、ケリー国務長官は、モスクワに向かう。モスクワでは、一連のロシアの高官と会談し、シリア、ウクライナ、ナゴルノカラバフなどの諸問題を話し合う予定だ。」
ロシア外務省は、2015年5月以来4回目となる今回のケリー国務長官の訪問が、ロ米関係の雰囲気改善を促すものになるよう期待している。
ケリー長官のロシア訪問は、欧州歴訪の枠内で14-15の両日実施される。
先に伝えられたところによると、ロシアのラヴロフ外相と米国のケリー国務長官は、電話で、テロリズムとの戦いにおけるロ米の協同行動の可能性を含め、シリア紛争克服の方策を討議した。