さらに、酷暑は増していくばかりだと、ロシア水文気象センター研究所長リュドミーラ・パルシナ氏は予報する。
予報では、火曜日、モスクワに月平均降水量の10%の雨が降る可能性があるとされている。
「これは最後の、首都で降るこのような多量の降水となる。雨はその後降ったとしても、短時間の降水となるだろう」とパルシナ氏は述べる。
その後、気温は着実に上がっていく。水曜日には24-29度、木曜日には26-31度、金曜日と土曜日にはすでに猛暑、28-33度が予報されている。これは、平均気温より5-6度高い。
酷暑は西シベリアの南部に訪れ、ところにより温度計の指標は35度まで上がるだろう。ノボシビルスク、ケメロヴォ、トムスク州とアルタイ地方にも酷暑は訪れる。しかし、最も悪いものは高い気温ではなく、雹と秒速15-18メートルの突風が予報されていることだ。
先に伝えられたところによると、南極上空のオゾンホールが塞がるかもしれない。