グローブ・アンド・メールが伝えるには、ジェスチャー、見た目の観点からはトルドー首相の訪問はまさに、ウクライナが見たかったものだった。しかし、内容の観点からは、カナダはウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領に、カナダは、ロシアとの関係融和のため、ウクライナの全面援助から離れる可能性があるというシグナルを送った。
トルドー首相の訪問中、スティーブン・ハーパー元カナダ首相によってすでに同意されていた自由貿易に関する二国間協定に署名された。しかし、ロシアへの悪口の欠如は、訪問中に言われたこと、署名されたもの同様に重要なものであると、コラムニストは断言する。
さらに、トルドー首相は、ロシア政府が「まことに遺憾だ」と述べた、カナダ政府によるウクライナ軍人の訓練プログラム延長についての討論を避けたと、グローブ・アンド・メール紙は指摘した。なお、カナダによるウクライナ兵訓練プログラムの期限は2017年3月までだ。
先に伝えられたところによると、カナダ政府はロシアに対する制裁リストを拡張した。