東京商品取引所では13時57分、ブレント原油の9月先物取引価格が0.59%値下がりし、1バレル47ドル10セントの根を付けたほか、WTI原油の8月先物取引価格も0.57%下がって1バレル45ド42セントとなった。
2016年第3四半期から2017年末までは国際原油備蓄には弱冠の変化がある。2014年初頭から始まった備蓄増加は著しいレベル維持されており、これがあらゆる値上がりにも障害となる見込み。ロイター通信がBNPパリバスのアナリストらの予測を引用して報じた。
原油価格の下落を維持しているのは国際経済の巨大プレーヤーである中国のGDP指標も同様。2016年第2四半期の中国GDP成長率は6.7%で第1四半期のレベルを維持。アナリストらは中国経済成長率は6.6%にまで鈍化すると予想している。
先に伝えられたところによると、OPEC(石油輸出国機構)加盟国の2016年6月の産油量が、日量30万バレル増加して日量3273万バレルとなり、2008年8月以来最高に達した。