日本の会社、「バルトLNG」プロジェクトに参加の可能性

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「バルトLNG」プロジェクトの参加者の構造は「サハリン2」計画のものと似たものになる。ロイヤル・ダッチ・シェル以外に、さらに2社が海外からの参加者となり、それは、日本の会社になるかもしれない。状況に詳しいガスプロムのトップマネージャーがスプートニク社にそう述べた。

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「ロイヤル・ダッチ・シェル以外に海外の企業が2社参加する。それは「サハリン2」計画と似ている」とトップマネージャーは語る。そして、その海外からの2社は、日本企業になる可能性はあるかとの質問に、「ある」と答えた。

「サハリン2」は今のところロシアで唯一の液化天然ガス(LNG)生産工場だ。プロジェクトのオペレーターは、サハリンエナジー(SE)社で、同社の株の保有率は、ガスプロムが51%、シェルが26.5%、三井物産が12.5%、三菱商事が10%だ。

ガスプロムとロイヤル・ダッチ・シェルは6月16日、ペテルブルク国際経済フォーラムの一環で「バルトLNG」計画での共同行動に関する覚書に署名した。覚書はウスチルガ港に年間1000万トンの生産規模をもつLNG工場建設に関する可能性と展望の研究が盛り込まれている。

ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は6月の終わりに、「バルトLNG」計画は2021年12月から2022年に稼動を開始すると発言した。

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