Sputnikの記者がモスクワで「ポケモン狩り」を実行し、クレムリンの壁の近くやロシア連邦保安庁などの建物周辺でどんなポケモンを捕まえることができるのかを明らかにした。
なお先にロシアのペスコフ大統領報道官は「Pokemon Go」について記者団に対し、クレムリンの敷地内でポケモンを捕まえることが可能となるのかは分からないが、ロシア文化の宝庫であるクレムリンへ「ポケモンを捕まえるため」に訪れるべきではないと語った。
だが今回、クレムリンと赤の広場には「Pokemon Go」のアイテムを入手できる「ポケストップ(PokeStop)」のような場所が数十カ所あるのが明らかとなった。また赤の広場には、ポケモンたちが戦う場所が2カ所ある。偶然なのかはわからないが、その「戦場」は聖ワシリイ大聖堂の敷地とゲオルギー・ジューコフ元帥の記念碑がある場所と一致している。
© 写真 : Nikola Trishkinポケモンたちがモスクワを占領
ポケモンたちがモスクワを占領
© 写真 : Nikola Trishkin
ロシア連邦保安庁の建物周辺では、ポケモン2匹を捕まえることができた。そしてこの建物もポケボールとポケモンの卵の供給源となった。
モスクワ市庁舎やロシア教育・科学省の建物も例外ではない。なおロシア下院(国家会議)でポケモンを捕まえるためには、事実上、建物の1階に駆け込まなければならなかったという。
オーストラリア、ニュージーランド、米国で7月、日本企業「任天堂」によって発売されたスマートフォン向けゲームPokemon GOは、急速に世界中で人気を博した。