企業向けの資金需要判断指数(DI)は、7月は+4となり、4月に比べ1ポイント悪化、1月に比べれば4ポイント下がった。 次の三か月間の需要判断指数は、前回調査の+3と比較して+4と予想されている。
一方、2016年4~6月期の個人向けの資金需要判断指数(DI)は14ポイントと前回調査から5ポイント改善した。2期連続の改善で、14年1~3月期以来の高水準となった。しかし次のアンケートでは+3まで下がると予想されている。
DIは資金需要が増えたと答えた金融機関の割合から、減少したと答えた金融機関の割合を引いて出すもので、調査は今年6月9日から7月8日の期間中に、国内銀行や信用金庫のうち貸出残高の上位50を対象に実施した。
先に伝えられたところによると、スプートニクの行ったアベノミクスについての世論調査ではおよそ1000人の回答者のうち57%がアベノミクスへの不支持を表明した。56%の回答者はアベノミクスこそ財政赤字増大、GDP縮小の最たる原因と捉えている。