「情報共有に関する日米韓3カ国協力に則り、この3国は北朝鮮の核・ミサイル計画に関するあらゆる情報は共有する義務がある。しかし、THAADシステムの探知レーダーによって得られた情報は、日本にいくことはない」政府筋によると、飛行最終段階にあるミサイルに関する情報を共有することは、「無意味だ」という。
THAADユニットを韓国に常設配備する口実は、北朝鮮による核ミサイルの脅威への対抗というものだった。THAADシステム配備実現に強く反対しているのは、ロシアと中国だ。
先に伝えられたところによると、退役軍人らは韓国へのTHAAD展開はワシントンとモスクワ、北京、平壌との関係の緊張をエスカレートさせるとしてこれに反対した。