残る競技については、ドーピング処分を一度も受けたことがなく、ロシア国外のドーピング検査を受け、なおかつ各競技の連盟が出場を認めた選手が参加できることになった。
25日にNHKが報じたところによると、日本が誇る体操男子のエース内村航平選手は、ロシア勢が国ごとリオ五輪から排除されなかったことに対して「ドーピングをした選手は、永久に試合に出場できなくても文句を言えないと思うが、それが飛び火して、努力をして勝ち取った権利を持つ選手が、オリンピックに出られないのはおかしいし、かわいそうだと思っていたので、出場できることはよかった」と話した。
また、NHKの報道によれば内村選手は、「体操にロシア選手が出場すれば『体操は薬物をやっていない』ということを意味することになるし、演技でそうした姿勢を示さないと、この問題はなくならないと思うので、ぜひロシアに出てほしい」と話し、ロシアの出場に期待したということだ。
日本のインターネット上では、「新体操にロシアが出られないのは華がないし本当に良かった。活躍に期待している」「ロシアはたくさん金メダルを取るので、ロシアが出場しなければ実質オリンピックとは言えない」などといった意見が出されている。